更年期に関連する頭痛は2種類!『片頭痛』と『緊張型頭痛』それぞれの特徴や原因、対処法を解説

更年期特有の頭痛をサプリや生活習慣で改善する方法や今すぐ出来る対処法をご紹介

女性は更年期にさしかかる40才手前ぐらいから、ホルモンバランスが乱れてさまざまな不調が発生します。
なかでも、多くの方が抱える頭痛は日常生活に大きな支障をきたしますね。

しかし、カラダのはたらきをうまく活かしたサプリの利用や生活習慣の改善で、不快な症状がかなり解消されるのです。

更年期に関連する頭痛は2種類ある『片頭痛』と『緊張型頭痛』

更年期に関連する頭痛は2種類ある

更年期症状として関連する頭痛は実は2種類あります。

それが

  • 片頭痛
  • 緊張型頭痛

です。

片頭痛と緊張型頭痛のそれぞれの特徴

片頭痛と緊張型頭痛には下記のような特徴が挙げられます。

片頭痛の特徴
  • 頭の片側だけ痛む
  • 脈打つようにズキズキ痛む
  • 歩く、物を運ぶなどの日常的な動作で酷くなる
  • 胸のむかつき、吐き気を伴う場合もある
  • 光や音に強い刺激を感じる。過敏になる。
  • 視覚症状【キラキラした点や線、視野が欠ける】や感覚症状【チクチク感や感覚が鈍くなる】などの予兆がある
緊張型頭痛の特徴
  • 頭全体が締め付けられるように痛む
  • 肩こりも一緒に起こる
  • 寝込むほどではない
  • 日常動作でも悪化はしない
  • 胸のむかつき、吐き気はない

片頭痛はエストロゲンの減少、緊張型頭痛は血流の低下が頭痛を起こす原因になっている

片頭痛

女性に多く見られる症状で、

  • お酒やカフェインの摂取
  • 睡眠不足

と他の要因もありますがそれと並んで多いのが女性ホルモンであるエストロゲンの減少です。

月経に一緒に起こる片頭痛も月経時・黄体期のエストロゲンの低下が原因とされています。

特に更年期によるエストロゲンの激しい揺らぎに片頭痛が悪化、変動が収まる閉経後には収まっていくというような方も多いようです。

緊張型頭痛

長時間同じ姿勢でいることで筋肉が強張りと血流が低下することで起こります。
こちらも男性より女性に多く見られる症状です。

更年期、閉経後にも症状が変わらない、むしろ悪化した方も多いようですがエストロゲンとの関連性は現段階でも不明な点が多いです。

とりあえず今すぐ出来る片頭痛と緊張型頭痛の対処法!片頭痛は暗く静かな場所で安静に。緊張型頭痛は体を温める

片頭痛の場合の対処法

片頭痛の場合の対処法

  • アルコール・カフェインの摂取は控える
  • 暗くて静かな場所で安静にする
  • 痛みの感じる部分を冷やす

緊張型頭痛の場合の対処法

緊張型頭痛の場合の対処法

  • 長時間同じ姿勢をするのをやめる
  • 体を温めて血行を良くする
  • ストレッチなどで血流を促す
  • 体を冷やさない

頭痛と更年期障害を一緒に乗り越える為には女性ホルモンであるエストロゲンの減少を押さえる必要がある

女性の体や心のバランスをとり、健康を維持している女性ホルモン「エストロゲン」は、閉経間際からその分泌量が次第に減っていき、美容や健康面にさまざまな悪影響を及ぼします。

頭痛もその症状の1つで、ホルモンの分泌量が変化することで、一過性の激しい痛みや、脈打つような継続したツライ状態を引き起こすのです。

エストロゲンの分泌量減少は、体の老化現象ですから避けることはできません。

しかし、サプリメントの摂取と生活習慣のひと工夫で、その症状を楽にすることは可能なのです。
では具体的な方法と注意点をチェックしていきましょう。

大豆イソフラボンの摂取を意識する

更年期の頭痛を軽減するのに有効なのは、女性ホルモンと同じ働きをする「大豆イソフラボン」という成分の摂取です。
この成分は、納豆や豆腐、味噌などの大豆製品に多く含まれていますので毎日の食事メニューに必ず含めてください。

食事を作る時間がない日などは、豆乳を飲むだけでもOKです。

こうした食生活によって、分泌量が減ったエストロゲンをカバーすることができ頭痛だけでなく落ち込みやのぼせ等、他の更年期症状も和らいでいくことでしょう。

イソフラボンが作用しない方の対処法

ただし大豆イソフラボンを毎日摂取するようにしても体内に「エクオール」という成分が少ない場合は、エストロゲンと同じような作用が発生しません。

ですから更年期の頭痛対策を始める前にエクオールの有無を検査する必要があります。
この検査は、婦人科クリニックでもできますし、インターネットで検査キットを購入して専門機関に調査してもらうことも可能です。

検査の結果、エクオールがあるという結果が出た方は、大豆食品を積極的に摂る食生活に改善しましょう。
もし体内のエクオール量が少ないと分ったら、エクオールそのものをサプリで摂取しながら食生活を改めていけば、ホルモンバランスが整って次第に頭痛が緩和していきますよ。

更年期障害や頭痛を緩和するために日常生活で改善すべきポイントを解説!基本の睡眠をしっかり取るべし

食生活の見直しと同時に行ないたいのは、睡眠です。
現代の日本人は慢性的な睡眠不足の状態にあり、眠りも浅い傾向にあります。
こうした睡眠の乱れが、ホルモンバランスの乱れを助長し、頭痛の症状も悪化させるのです。

毎日7時間前後は寝る_3時間の熟睡

毎日7時間前後は寝る

わたしたちに必要な睡眠時間には個人差がありますが、日中に強い眠気が毎日のように発生する方や、記憶力や判断力の低下が起こる方は、自分が睡眠不足の状態にあると認識してください。
仕事や家事などに追われていて、寝る時間がとれないという方も、1日7時間前後は眠るようにしましょう。

もし睡眠時間が足りない場合は、午後2時までに15分間を上限にするという条件で昼寝習慣を取り入れてみるのも良いでしょう。

短時間の睡眠でも脳と体の疲労がかなり取れますし、昼寝後のパフォーマンスが上がって生活の質がアップしますよ。

眠りについてから3時間の熟睡にこだわる

更年期の症状を抑えるのに必要なエストロゲンは、眠ってから最初にあらわれる深い睡眠「ノンレム睡眠」に入った時に、その分泌量が高まります。
ですから睡眠時間もしっかり確保して、毎日深い眠りがしっかり得られている方は更年期に入っても頭痛に悩まされることは少ないのです。

もし寝つきが悪い、眠ってもすぐに目が覚めるといった夜が続いている方は寝る前ヨガなどの軽いストレッチを行なうとか布団に入る2時間前に入浴するなどしてみてください。

また布団に入ってからテレビやスマートフォンを見るといった習慣も改めましょう。
こうした行動を毎日続けていると寝つきがよくなって、エストロゲンの分泌が進むノンレム睡眠に入りやすくなりますよ。

頭痛薬に頼り過ぎるのは危険

頭痛薬に頼り過ぎるのは危険
頭痛が激しくなると、ついつい頭痛薬を飲んでしまいますが薬には作用に対して必ず副作用が発生します。
薬を飲む頻度が高まると、今まではガマンできたレベルの痛みにも反応して頭痛薬を飲まなくては耐えられなくなる「薬物乱用頭痛」を引き起こすこともありますので、まずは食習慣と睡眠習慣の改善を優先して更年期頭痛の根本的な解決を試みてください。

生活習慣の改善で症状を緩和して更年期を乗り越える!長く頭痛が続いているのならサプリメントによる緩和も視野に入れていこう!

更年期障害は乗り越えるものであり、薬の服用はあくまでも対処療法です。
体の仕組みをよく理解して、エストロゲンを食事やサプリメントから効率的に摂取するとともに睡眠の改善で更年期頭痛の症状緩和を進めましょう。

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更年期とそれに伴う頭痛を乗り越えるポイントをおさらい!

片頭痛だと思ったら

  • アルコール・カフェインの摂取は控える
  • 暗くて静かな場所で安静にする
  • 痛みの感じる部分を冷やす

緊張型頭痛だと思ったら

  • 長時間同じ姿勢をするのをやめる
  • 体を温めて血行を良くする
  • ストレッチなどで血流を促す
  • 体を冷やさない

更年期障害とそれに伴う頭痛を乗り越える為に

  • 7時間以上の睡眠
  • 寝る前のストレッチなどで熟睡を心掛ける
  • 頭痛薬には頼りすぎない、どうしても必要な時だけ
  • 納豆や豆腐、味噌などの大豆製品を食事に多く取り入れる
  • 食事で補うのが大変ならサプリメントも視野に入れる

体の理にしたがって対処すれば、今すでに更年期が始まっている方も、改善につながりますよ。