更年期障害のうつの原因と対処法!精神的に落ち込みがちな時期を乗り越える為に必要な事

更年期のうつに対する対処法をまとめて紹介しています

更年期になると色々な症状が起こります。

少し気分が悪いだけならまだしも更年期には「うつ」の症状が出る方もいます。
そこで更年期の「うつ」について紹介していきます。

起こる理由や対策、対処の仕方を書いていくので、更年期かどうかのチェックにもなりますよ。

更年期の「うつ」と普通の「うつ」の違い

更年期になるとホットフラッシュや動悸を感じる人が多いですが、精神的にもイライラしたり弱気になってしまったりすることがあります。

うつになると悲観的になりますが、もしかしたらそれは更年期によるものかもしれません。

では普通のうつと、更年期のうつの違いや症状を書いていきます。

更年期の「うつ」の特徴と症状

更年期障害のうつ症状

・理由がないのにイライラする
・ちょっとしたことで腹が立つ
・注意力が散漫になる
・何事に対してもやる気がでない
・外出するのがおっくうになる
・夜なかなか寝付けない
・食欲がない
・疲れやすくなる
・頭がぼんやりしたり気分がどんよりする

更年期のうつ症状は、落ち込みが激しくなります。

例えば家事を怠ると「自分はダメだ」などと思うようになり、自分を否定しやすくなります。
自分ができないことを挙げて「どうして自分はできないのだろう」と思うことも多いので、「私なんか」という言葉が口癖になることも多くなります。

突然涙がでる、特に理由がなくても悲しい気持ちになるといった特徴もあり、なかなか前向きになれません。

そして更年期は、心だけでなく体にも変化があります。
なんとなく体がだるいなどの症状が起こるため、心の問題と合わさって外出も控えるようになります。

更に更年期であれば徐々に症状がでてくるため、「数年前の自分と比べてどうか」という所もポイントです。
そういったことが自分と重なる、なおかつ年齢が40代~50代の女性であれば更年期による「うつ」の可能性が高くなります。

普通の「うつ」との違いはハッキリとしたストレス原因が分からない事

更年期によるうつも一般的なうつも、起こる症状は似ていまが、一般的なうつは仕事や家庭などの原因がハッキリしていることが多いです。

悲観的になり自己否定をするようになるため見極めが難しいです。
物事に対して興味がわかない、常に疲れている、楽しさを感じられない、食欲が極端、寝つきが悪い、または寝すぎてしまうなどが起こります。

こういったことを感じながらも、特にストレスを感じる理由がないのであれば更年期による「うつ」の可能性が高くなります。

更年期に起こる「うつ」は卵巣機能の低下で起こってしまう。

更年期のうつは卵巣機能低下と自律神経の乱れで起こる

うつは更年期の症状の1つです。

卵巣機能が低下すると自律神経が乱れます。
自律神経は体だけではなく精神にも大きな影響を与えることから、うつ症状を引き起こしてしまうことがあるのです。

自律神経とは、体の中にある自律している神経のことです。
交感神経と副交感神経の2つが心のバランスをとっているのですが、乱れが生じることでバランスを崩してしまうのです。

活発なときは交感神経が優位になり、リラックスのときは副交感神経が優勢になります。
しかし卵巣機能が低下することにより自律神経のバランスが乱れてしまい、辛い「うつ」の症状がでてしまうのです。

更に更年期は40代以降の女性にみられることが多いですが、この年ごろの女性は社会や家庭でストレスを受けやすいことも理由だといわれています。

疲れを感じやすくなる年齢でもありますし、働いていると社会的な立場もできる年齢です。
家庭でも子育てに翻弄していた時期を越え、親子や夫婦に問題が起こる時期でもあります。

更年期は40代から50代の中頃までが一番なりやすいといわれていますが、50代の中頃になると子供の巣立ちによる喪失感を感じる人も多いです。
両親の介護や閉経後など、そういうことも重なり、更年期のうつを引き起こしやすいと言われています。

更年期の「うつ」の対策方法!体を冷やさずリラックスする事が大事

更年期の対策は体を冷やさず、リラックスすること
更年期にうつ症状のようなことが起こったら、まずは自分で行えることを試してみましょう。
それでも改善しない場合は次のステップに進んでみると良いです。
そのまま放置していても改善しないので、「もしかしたら」と思ったときに試すようにしてください。

自分で簡単にできる対策方法

まずは手軽な方法として、

・お風呂にゆっくりつかる
・寝る前にストレッチをする

という方法があります。

お風呂はリラックスができますし、お湯につかると交感神経が優位になります。
体の疲れがとれて自律神経のバランスを整える方法にもなりますから、毎日お湯につかる習慣をつけていきましょう。

香りも良いとされているので、お湯に入浴剤やアロマなどの好きな香りを入れるのもおすすめです。

寝る前のストレッチは、血行促進や不眠解消にもなります。

うつ症状があると体を動かすことが減りますし、不眠にもなりやすいです。
数分で構わないので、寝る前に軽くストレッチをして呼吸を整えてから眠りにつくようにしていきましょう。

ここで紹介した方法はほとんど費用もかからないので、試しやすくもあります。

更年期のうつに効果的な食品

うつ症状に効果的な食材は、大豆製品やバナナ、アーモンド、サンマや鮭などです。
更年期になると食欲がない、食欲がありすぎるという極端なことが起こることがありますが、食事は大事なのでバランスよく食べつつこういった食品を積極的に食べましょう。

大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするので更年期に最適
大豆は大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンの働きに似ているため、更年期にはしっかり食べるようにします。

トリプトファンにはセロトニンの生成を助ける作用がある
またバナナや納豆、アーモンド、サンマ、鮭にはトリプトファンという成分が多く含まれています。
トリプトファンはセロトニンという「幸せホルモン」の原料となる必須アミノ酸ですから心を安定させる効果が期待できますよ。

もちろん更年期だと色々なことが面倒に感じるので、毎日食べなくても良いですし、無理はしなくてもいいですよ。
晩御飯の献立を考えるときにでも思い出し、メニューに加えるといった程度に考えておいてくださいね。

自分で対策をしても改善しない場合にできること

食事や対策方法では症状が良くならないなら、サプリの利用や病院の受診を考えるようにしましょう。

サプリは更年期用としても多く販売されていますし、簡単に栄養が補えます。
食事を毎食、更年期対策にするのは大変なので、手軽さがほしいならサプリがおすすめです。

更年期には大豆イソフラボンやエクオールサプリがオススメ
サプリの成分にも色々ありますが、大豆イソフラボンや大豆由来のエクオールという成分が入っているものがおすすめです。
大豆イソフラボンやエクオールは更年期の女性におすすめされていますし、女性の体を支える効果が期待できます。

そしてサプリでも効果を感じられず辛さがあるなら、病院を受診するようにしましょう。
一般的には婦人科、大きな病院であれば更年期外来があるので、そういった所で受診をするようにしましょう。

病院では最初に検査などを行いますが、初診の費用は5,000円ほどとなっています。
症状があれば保険が適用されますから、そこまで高額にはならないので安心してください。

更年期の「うつ」は原因を理解して対策をすることが大事

更年期のうつは、しっかり対策を行うことが大事です。
我慢していても辛いだけですし、何より自分が大変なので、できる範囲で対策を行っていきましょう。

病院に行くのは抵抗がある人も多いので、まずは自分でできる入浴やストレッチ、食事改善などを行い、サプリ、そして病院と段階を踏むといいですね。

ただしとても辛い、今すぐに楽になりたいのであれば病院に行った方が良いかもしれません。
「更年期かもしれない」と思う程度であればまず対策法やサプリなどを試してみるといいですね。